科学技術の発達した未来世界。 人間と、人間が作った機械生命体「レプリロイド」は 長きにわたる戦争を終え、真の平等と平和を目指して歩み始めた。 戦後に設立された連合政府「レギオンズ」は 人間にレプリロイドと同じ機械の体を、レプリロイドに人間と同じ 価値ある寿命を与えることを法律として定めた。 こうして限りなく近しい存在となった人間とレプリロイド…ヒトビトにより 世界にはいくつかの国が興りはじめる。 世界が新たな歴史を刻みはじめて数百年。 世界中に遺されている遺跡は、野生化した機械生命体「イレギュラー」が 現れる危険な場所ではあるが、戦争によって生まれた多くの ロストテクノロジーが埋もれている、いわば「宝の山」でもあった。 遺跡から発掘した技術を用いて、一代で国家を代表する大企業を 築いた者も現われ、やがて一攫千金を夢見る「ハンター」たちが集い、 「ハンターギルド」が結成されるまでにいたる。 その後も遺跡を目指す者は後を絶たず、 ギルドに加盟していない違法ハンターまでもあらわれる始末だった。 そんな興奮の中でヒトビトは、遺跡に埋もる「宝の山」たちが、 数百年前の「戦争の道具」であるということを忘れかけていた…。 『ロックマンZXA取扱説明書』/株式会社 カプコン/2007.7.12 |