ロックマンZXA キャラクター紹介



※ネタバレありの登場人物の一覧です



表の形式
人物名 その人物の説明
台詞つき
声優名



主人公とライブメタル 二人の主人公とライブメタル
グレイ
とある研究所でコールドスリープに就いていた少年。年齢は14歳。
目覚めた直後に現れたパンドラに処分されそうになり、必死で逃亡。倒れているところをハンターのビリーに保護され、その後ハンターギルドに参加することになる。

ライブメタルの輸送のミッションでモデルAと運命的な出会いを果たし、ロックマン・モデルAに変身する。
それ以来モデルAと行動を共にすることになり、やがて自分自身の秘密にも関わる陰謀と戦いに巻き込まれていく。

正義感が強く、強い敵にも立ち向かう勇敢さを持つ少年。記憶のない自分に戸惑いながらも、戦いを通じて成長していく。
モデルA曰く『ガキのくせに強がりで、いじっぱりで、何のトクにもならねえのにどんなヤツでも助けようとする大バカのおひとよし』

正体はアルバートの影で、アルバートが作った究極のロックマンのスペアボディ。

戦いが終わった後はモデルAと共に新たな旅に旅立った。

「そうさ、お前の言うとおり、ボクはシッパイ作だ
グレイって名前のただのヒトだ
お前はそんなボクひとりの運命を変える事さえできなかったのさ」


平田宏美
アッシュ
ハンターギルドに所属する賞金稼ぎの少女。年齢は15歳。
連合政府「レギオンズ」からの依頼により、ライブメタル・モデルAを盗掘した違法ハンターを追っている。

ライブメタルの輸送のミッションでモデルAと運命的な出会いを果たし、ロックマン・モデルAに変身するようになってからは、モデルAを相棒にして共にミッションをこなしていくようになる。

性格は気風のいい姉さん女房タイプ。元気で楽天的だが、ただお気楽なだけでなく、経験豊富で、ピンチでも冗談を言えるタフさがあり、同時に打開策を考えて実行できるだけの機転のよさと行動力を併せ持つ。

正体はアルバートの遠い子孫。アルバートが三賢人となる前に残した血族の末裔であり、アルバートの血を最も濃く受け継いだ人間だからこそモデルAで変身できた。

戦いが終わった後はモデルAと共に新たな旅に旅立った。

「勝手に決めつけないでくれる?
これはアタシの人生
アタシの物語なんだ!」


小清水亜美
ライブメタル・モデルA
違法ハンターによって遺跡から発掘されたライブメタル。

『さっきのヤツら(プロメテとパンドラ)につかまって、どっかのイセキにうめられるのはゴメンだぜ!』との理由から、グレイ(アッシュ)を適合者として力を与え、行動を共にすることになる。

自己中心的で身勝手な性格のため、他人を助けようとするグレイ(アッシュ)の行動が理解できず、しばしば困惑したりする。
正義感の強いグレイやマイペースなアッシュに振り回されがちだが、苦悩する二人を叱咤するなど名パートナーぶりを発揮する。

正体はアルバートの計画と知識の全てをおさめたバックアップシステム(ゆえにモデルA(モデル・アルバート)と名づけられた)。

アルバートとの戦いが終わった後はグレイ(アッシュ)と共に旅立った。

「さっさと行くぞ!
アルバートにオイラたちの事を全部はきださせてやるんだ!
その…ヒト助けは…ついでだけどな!」


小林ゆう
モデルVの代弁者 ロックマン同士の戦いを扇動する二人組
プロメテ
パンドラと行動を共にし、ハンター達に「死神」と呼ばれ恐れられている少年。弱い者には全く興味がなく、強い者は利用してやろうとするあくどさを持つ。

正体はアルバートによって数百年前に作り出された兄妹レプリロイド。
アルバートからモデルVの力の一部と、『最強のロックマンを決める事(アルバートが選び出した適合者たちにライブメタルを与え、最後の一人となるまで戦い合わせる)』という命令を与えられた。
定期的なメンテナンスを受けなければ、自分の体を維持できない。そんな自分の運命を呪い、アルバートに復讐するべく、あえてロックマン同士の戦いを扇動していた。

姿を現したアルバートを倒して成功したかのように見えた復讐だったが、オリジナルのアルバートによって自分の力を奪われ倒されてしまった。

「こうして会うのは何百年ぶりだろうなぁ!?マスター・アルバート!
モニターで見るよりはるかにマヌケ面じゃあないか!」


岸尾大輔
パンドラ
プロメテと行動を共にし、ハンター達に「魔女」と呼ばれ恐れられている少女。端的に喋り感情を表情に出さないが、腹の底ではプロメテに劣らないしたたかさと強い自我を持っている。

正体はアルバートによって数百年前に作り出された最初のロックマンで、プロメテとは兄妹。自分たちの運命を呪い、アルバートへの復讐のために、ロックマン同士の争いを扇動してアルバートが直接現われる機会をうかがっていた。

プロメテ同様、オリジナルのアルバートに自分の力を奪われ倒されてしまった。

「私とプロメテは…元の体には…戻れない…
この運命は…変えられない…
だから…ほろびの運命を終わらせる…
わたしたちが…終わらせる…」

伊藤静
三賢人 レギオンズの幹部
トーマス
連合政府「レギオンズ」の三賢人のリーダー的存在。
アルバートが正体を現し姿を消した後、ミハイルと二人でグレイ(アッシュ)をサポートする。

マニアモードで見れるエンディングでは、ヘリオスたちを従え、アルバートの遺志を継ぐかのような非常に意味深な行動に出る。

「アルバートは三賢人となる数百年前に、すでにモデルVを作りあげていたのだな」

柴田秀勝
アルバート
連合政府「レギオンズ」の三賢人の一人。
プロメテたちを影で操り、ロックマン同士の争いを起こしていた張本人。正体はオリジナル・アルバートのダミーボディ。中盤で正体を現し、反旗を翻す。

「これは提案ですよ
数百年かけてみちびき出したこの世界への提案です」


安原義人
ミハイル
連合政府「レギオンズ」の三賢人の一人。
わざと嫌味っぽい言葉使いをするくせのある性格だが、落ち込むグレイ(アッシュ)をなぐさめるなど優しい一面も見せる。

マニアモードで見れるエンディングを見るかぎり、三賢人の中で一番常識的な思考をしていることがうかがえる。

「…そんなに気を落とすな
データなどなくとも、お前さんはまぎれもなくこの世界の住人じゃ」


チョー
ガーディアン ヒトビトを守るために活動する自警団
ヴァン
アッシュ編のみ登場。前作の主人公でモデルXのロックマン。
盗まれたモデルHたちを探している途中、採掘場でアッシュと出会った。

ウロボロスの戦いではヘリオスたちを足止めしたり、アルバートとの戦いで力尽きたアッシュを助けるなど活躍を見せた。

エンディングでは、戻ってこなかったモデルZと取り戻せなかったモデルHたちを探すため、モデルXと再び旅立った。

「ようやく見つけたよ、オレたちのさがし物…。
お前たちの持つライブメタル…それはオレの仲間だ! 
返してもらうぞ!」


野島健児
エール
グレイ編のみ登場。前作の主人公でモデルXのロックマン。
盗まれたモデルHたちを探している途中、採掘場でグレイと出会った。

ウロボロスでの戦いではモデルHたちを取り戻すためにヘリオスたちと対峙する。

エンディングでは、戻ってこなかったモデルZと取り戻せなかったモデルHたちを探すため、モデルXと再び旅立った。

「キミの運命はキミだけが決められる
正体が何者でもかんけいない
キミのチカラは、キミだけの未来をつかむチカラなんだよ
…って、これもアタシの大切なヒトのうけうりなんだけどね」


小林沙苗
モデルZ
ヴァン(エール)と共にグレイ(アッシュ)の前に現われるライブメタル。ヴァン(エール)やモデルXと共に、研究所から盗まれたモデルHたちを探している。
ウロボロスの戦いでヴァン(エール)とモデルXをグレイ(アッシュ)の救出に向かわせるために、一人ヘリオスたちと対峙し、モデルHたちの意識を取り戻させたが、その後ヴァン(エール)のところに戻ってこなかったようで消息は不明。

「オレたちは、うばわれたモデルHたちを追ってここまできた」

風間勇刀
モデルX
ヴァン(エール)と共にグレイ(アッシュ)の前に現われるライブメタル。ヴァン(エール)やモデルZと共に、研究所から盗まれたモデルHたちを探している。

「モデルHたちは、ボクらがモデルVと戦った時、チカラをかしてくれた仲間なんだ」

水島大宙
ロックマン グレイ(アッシュ)の前に立ちはだかる4人組
ヘリオス
ライブメタル・モデルHの適合者。だがモデルHはヘリオスに意識を封じられて力だけを利用されている状態のため、ヴァン(エール)のように直接認められたわけではない。
極度の潔癖症で完璧主義者。愚か者がいるから争いが絶えないのだと思い込み、テティス以外のロックマンたちを嫌悪している。

シャルナクと共に深緑のタワーにモデルVを回収に来たときにグレイ(アッシュ)と出会う。その後、浮遊遺跡でグレイ(アッシュ)と戦うが敗北。

ウロボロスの戦いではグレイ(アッシュ)の前に立ちはだかるが、ヴァン(エール)に阻まれる。モデルZによってモデルHたちが意識を取り戻し、風のロックマンの力を失ったかのように思えたが、マニアモードで見れるエンディングではトーマスに従う形でアトラス、シャルナク、テティスと4人で姿を見せていた。

「そう、わたしがめざす世界におろか者のいばしょはない
ゆくぞ、ロックマン・モデルA!
ぐしゃに死を!」


泰勇気
アトラス

ライブメタル・モデルFの適合者。だがヘリオス同様ライブメタルに直接認められたわけではない。
イレギュラーによって滅ぼされた亡国の軍人。戦いの中でこそヒトは真に統率がとれると信じ、常に戦いを起こそうと考えている。

極寒の流氷でグレイ(アッシュ)と出会う。その後、飛行艇を襲い、モデルVの生贄にしようと違法ハンターたちを皆殺しにしようとしたが、グレイ(アッシュ)に阻まれた。

ウロボロスの戦いでは、モデルZによってモデルFが意識を取り戻し抵抗されるが、マニアモードで見れるエンディングではロックマンの姿でトーマスに従っていた。

「シッパイ作とはいえ…あの男が残したモノには変わりはないという事か…!」

生天目仁美
テティス
ライブメタル・モデルLの適合者。だがヘリオス同様ライブメタルに直接認められたわけではない。
泳ぐことが大好きな心優しき少年。各国の企業発展に伴って、再び海が汚されていくことに怒りを覚え、ヒトビトの行いを憎んでいる。

ヒトビトをモデルVの生贄にするためにハイウェイを襲撃したが、グレイ(アッシュ)に阻止された。
その後ウロボロスでヘリオスたちと共にグレイ(アッシュ)の前に立ちはだかるが、ヴァン(エール)に阻まれる。

ウロボロスの戦いでは、モデルZによってモデルLが意識を取り戻し抵抗にあうが、マニアモードで見れるエンディングではロックマンの姿でトーマスに従っていた。

「まだボクらとの決着はついてないだろ?
 勝ちにげなんかさせないよ!」


菅沼久義
シャルナク
ライブメタル・モデルPの適合者。だがヘリオス同様ライブメタルに直接認められたわけではない。
感情を全く表に出さない元ハンター。かつて仲間の裏切りにあって、死にかけたことがあり、他人との精神的接触を極度に嫌っている。

ヘリオスと共に深緑のタワーにモデルVを回収に来たときにグレイ(アッシュ)と出会う。その後レギオンズ本部でグレイ(アッシュ)と対峙する。

ウロボロスの戦いでは、モデルZによってモデルPが意識を取り戻し抵抗にあうが、マニアモードで見れるエンディングではロックマンの姿でトーマスに従っていた。

「ダメージ…キケンクイキ…!
…ゲンジョウデノ戦闘続行ハキケン…!
………テッタイスル…!」


羽多野渉
フォルスロイド ライブメタルの力を引き出すために作られたレプリロイド
ディアバーン・ザ・ガゼロイド
炎をまとうガゼル型フォルスロイド。性格は厳格で厳しい。ネイティブアメリカンな言葉遣いが特徴。輸送列車でロックマン・モデルAとなったグレイ(アッシュ)の前に立ちはだかる。

「お前…うらぎる…か…!
オレたちの…未来…!
オレたちの…世界を…!」


乃村健次
クロノフォス・ザ・トリデンロイド
カブトガニ型フォルスロイド。モデルAを奪おうとグレイ(アッシュ)に戦いを挑んできた。敵の知覚センサーに干渉し、時間間隔を狂わせる。性格は卑怯でズル賢い。

「…キサマも…あの男のてのひらの上で…生かされているにすぎぬ…」
小原雅一
ローズパーク・ザ・フラワロイド
花のフォルスロイド。深緑のタワーのセキュリティを狂わせた張本人。タワーに迷い込んだ者をモデルVの生贄として奉げていた。男性が好きで女性は嫌いなため、グレイとアッシュで露骨に態度を変える。

「うるさい女はキライなのだよ
わたしの前から消え去りたまえ!」


安井邦彦
カイゼミーネ・ザ・ワスプロイド
巨大なハチ型フォルスロイド。コントロールセンターを占拠してエネルギー炉の熱暴走を起こした張本人。物腰は静かだが高圧的。腹部の巨大武器コンテナから多彩な「おもてなし」を仕掛けてくる。本体は管制に特化し武装は最小限。

「われらよりも…進化できぬ者との…なれあいを…とるのですか…
どこまでも…おろかですわ…!」


安達まり
コンドロック・ザ・バルチャロイド
ロックが好きなハゲタカ型フォルスロイド。豪快でナルシストな性格。
スクラップ置き場のスクラップをイレギュラーに変えて操っていた。ギター型のコントローラーからマイクロウェーブを発生させる。またロックなビートで活動停止した機械を操る。

「なんだよ…
こんなの…ありえねえ…!
ぜんぜんロックじゃねえ…!」


谷山紀章
テスラット・ザ・ヘッジロイド
電撃を放つハリネズミ型フォルスロイド。性格は必要以上に「おしゃべり」。アルバートの命令で研究所の最深部を守っていた。体内で発生する超高圧電流を使って攻撃を繰り出す。また変形して回転しながら突進してくる。

「ダレも通すなって
アルバート様からのメイレイを
スイコウチューなのよっ!」


菊池こころ
アーゴイル・ザ・シーサロイド

ウーゴイル・ザ・シーサロイド

コンビプレイに長けた、二体一組のコマイヌ型フォルスロイド。アルバートの命令で滝の遺跡の入り口を守っていた。ダッシュローラーと球状武器「エギーユグローブ」を使って連携攻撃をしかけてくる。連携の指揮はアーゴイルが取り、ウーゴイルはそのサポート役。

「われらは
アルバート様の命により
この地を守りし者なり!」


水間 真紀
(アーゴイル)
中山 依里子
(ウーゴイル)
バイフロスト・ザ・クロコロイド
氷の巨体を誇る巨大なワニ型フォルスロイド。バイオラボでメカニロイドの兵士たちの眠りを守っていた。アルバートのプラン全貌を知る数少ない存在。ギガフリーズで周囲のものを瞬時に凍らせ、強力なアゴと氷のキバで粉々にしてしまう。

「キサマは…われらにかわり…
 世界を作ろうというのか…!」


銀河万丈
アルバート
(オリジナル・アルバート)

プロメテたちを影で操り、ロックマン同士の争いを起こしていた張本人。ライブメタル・モデルVとライブメタル・モデルAの製作者。

レギオンズの三賢人として人間とレプリロイドの共存を目的に活動していたが、それよりはるか以前にラグナロクの破片を発見し、ひそかにモデルVを作り上げていた。

世界そのものを使って最強の生命体を作るという実験をしていたが、それがいつしか新しい人類を生み出す神になるという結果にシフトしていった。

自らを神と名乗り、新たな世界を作るために今の世界を滅ぼそうと企むが、グレイ(アッシュ)に阻まれ、倒された。

「…キミたちが住む、この世界そのものがシッパイ作だ 新たな世界を作る前に、この世界をリセットしなければならない」

安原義人


参考資料

ロックマンゼクス(ゲームソフト&取扱説明書)
ロクマガ ロックマンマガジンVol.09
ロックマンゼクス通信
ロックマンゼクス オフィシャルコンプリートガイド
ロックマンゼクス サウンドトラック ZX TUNES
ロックマンゼクス アドベント(ゲームソフト&取扱説明書)
ロクマガ ロックマンマガジンVol.11
ロックマンゼクスアドベントオフィシャルコンプリートガイド
ロックマンゼクス アドベント サウンドトラック ZXA TUNES
ロックマンゼクス サウンドスケッチ ゼクス ギガミックス




<トップページにもどる>