ZX名言集 エール編



ZXの主人公にしてヒロイン・エールの名言集。

※ネタバレです!





【セルパン・カンパニーのビルを見ながら】

…それでも10年前のあのとき…
カンパニーのけいび隊は
かあさんを すくえなかった
あっという間に イレギュラーに
かこまれて…いろんなヒトの
ひめいがきこえてさ…
イレギュラーたちは…アタシから
何もかも うなって
いったんだ…



淡々と話す様子にエールの悲しみが感じられる。





【「普通にしてればそこそこいける」と言うジルウェに】

ちょっ…!ジルウェ!?
そこそこって何さ!
そこそこって!


怒って言い返すエール。
勝気な性格がわかる。



【ライブメタルを放って逃げられないと言いはるプレリーを見て】

……もうっ!
クビをつっこむな
っていわれたけど…!
こんなの ほうっておける
わけないじゃない!
でも…どうすれば…!



プレリーたちをかばってギガアスピスの前に立ちはだかる。
なんだかんだ言って困った人をほおっておけないんですね〜。



【ギガアスピスを追いかけることにして】

…こんなことまでさせて…
あとで ついかりょうきん
むしりとってやるんだから!



ヤケ気味に叫ぶ。
かなり商売上手なエールちゃん(苦笑)。





【礼を言って名乗ったプレリーに】

…ハハッ
アタシはエール…
「運び屋」のエールっていうの
まってて…
今、助けをよんでくる…!



先ほどは「料金をむしりとってやる」と宣言し、プレリーに対してあまりいい印象を抱いてなかったエールだが、プレリーの潔い態度に素直になる。
彼女のさばさばした性格が感じ取れる。



【「君の勇気に力を貸しただけ」と言うモデルXに】

…チカラ…か
そうだよね…
あなたのおかげで 助かったよ
…勇気だけじゃ
だれも 助けられないもんね…



まるで自分に言っているかのような重い台詞。



【モリュたちを見送って】

プレリー…さま?
あのこ、ガーディアンじゃ
そんなに いばってるのかな…?



偉いヒトではなく『いばってる』と思うあたり、子供っぽい思考である。





【助けに行こうとする自分を止めるフルーブに】

なにさ!ニモツさえとどけば
ジルウェがイレギュラーに
やられてもいいっていうの!?



かちんときて言い返すエール。
正義感の強さを感じさせる。





10年前…イレギュラーに
おそわれたアタシを
助けてくれたのはジルウェだった
…こんどはアタシが
あのヒトを助けるんだ!
まってて!ジルウェ!



ジルウェへの想いが溢れた健気な台詞。



【ロックマンモデルZから変身を解いて正体を明かすジルウェに】

…ジルウェ!
それにそのライブメタルは…!
いったい何がどうなってるの?



ライブメタルを使い変身していたジルウェを見て混乱するエール。
いわゆる『普通の人だと思ってた人が実は…』な感じなんでしょう。





【プレリーからの通信が切れた後】

…ジルウェがアタシのそばに
いたのは…アタシがえらばれし者
だったから…なの…?
……なんかそれって…
さみしいな…



エールの複雑な気持ちと切なさが感じられる台詞。



【イレギュラー発生を聞いて】

…このままじゃ…
まちのヒトたちが…!

ライブメタルがあれば…
アタシだって あいつらと
戦えるんだ……!



正義感の強さが伝わってくる。





【危険すぎると止めるジルウェに】

それじゃジルウェは
このまま 何もせずに
見てろっていうの!?
このままじゃまちのヒトたちが
またイレギュラーに
おそわれちゃうんだよ!?
アタシが かあさんをうしなった
みたいに…たくさんのヒトが
キズつくんだよ!?
そんなの見てられない!
イレギュラーなんか…
ぜんぶたおしてやるんだから!



ジルウェに言い返して飛び出すエール。
もう自分のようなに傷つくヒトを増やしたくない。
とても健気で勇敢だが、その行動がジルウェを死なせてしまうことにつながってしまった…。



【自分を追いかけてきたジルウェに】

ジルウェ…
アタシは………!



自分を心配するジルウェの気持ちを察していながらも、ヒトビトを助けたい気持ちを抑えきれないエール。





【ジルウェにお前はオレが守ると言われて】

……うん!


笑顔で答えるエール。
とてもうれしそうである。



【ジルウェ戦後】

やめてよ…!
ジルウェ!
目を さまして!



悲しげに叫ぶエール。
エールの悲痛さが伝わってきて涙が…。





【プロメテにそれは無謀だと言われて】

うるさいっ!


怒ってバスターを放つエールだったが、プロメテに一蹴されてしまう。
プロメテにとってエールは何もできないただのガキだった。
いわゆる『主人公とライバルの実力差』を思い知らされる場面。



【ジルウェ消滅】

……ジルウェ……ッ!
ジルウェッ…!
そんな…アタシが かってに
とびだしたばっかりに…!
アタシの…アタシのせいで…!



消滅したジルウェを見て慟哭する。
これがアニメシーンで再生されていたら痛ましさがさらに伝わってきたであろう場面。





【モデルZとモデルXの言葉を聞いて】

モデルX…モデルZ…
力を…
もっと力を…
アタシに…すべてを守る戦う力を
守るんだ…アタシが…全部守るんだ…!



自分がすべてを守ると決意するエール。
その想いによりモデルZとモデルXの力が融合してエールはモデルZXへと変身を遂げる。





【モデルZXに変身して】

…………セルパン…
ぜったいに ゆるさない!!



ジルウェの力を受け継ぎモデルZXに変身したエールは打倒セルパンを誓う。
ここからエールの本当の戦いが始まる。



【セルパン・カンパニーの飛行艇が去っていくのを見て】

…ジルウェ…
アタシは……アタシはっ…!



ジルウェの力を受け継いだものの、セルパンたちには逃げられてしまった。やりきれない気持ちに思わずジルウェの名を呟くところに、ジルウェはエールにとって心の支えだったのが改めてよくわかる。





【通信してきたプレリーに】

……プレリー……
アタシも…
いっしょに 戦うよ…
アイツらの すきになんか
ぜったいにさせない…!
アタシが…
みんなを 守るんだ…!



エールの決意。
その決意の根底には大事な人を守れなかった悲しさや後悔もあったのかもしれない。



【ガーディアンベースに戻って】

…アタシ…バカだよね…
ジルウェが止めてくれたのに…
強がって…かっこつけて…
またジルウェに助けられて…
じぶんだけ…生きのこっちゃう
なんて…



先走った自分を責めるエール。
ジルウェにまた助けられた上に彼を失ったことに対する後悔と深い悲しみが伝わってくる。





【プレリーに言い聞かされて】

…ジルウェ…


プレリーは「ジルウェさんに大切にされてたことを忘れないで」とエールに言い聞かせる。プレリーの言葉によって、エールは改めてジルウェの気持ちを思う。



【対ハイボルト戦】

…あんたもセルパンの手下?
イレギュラーにしては
けっこう おしゃべりなんだね



エールの気の強さがわかる台詞。



【モデルHに問われて】

…そんなの…
アタシには わからないよ…
だけど…セルパンは、
じぶんのために
この国のヒトビト みんなを
だましてる…!
それをしってるのは
アタシだけなんだ!
ほうっておけないよ!



まるで試すかのようなモデルHの問いかけに、エールはたどたどしく自分の気持ちを語る。その純粋な気持ちはモデルHの理解を得られることにつながった。



【モデルFに】

ま、まってよ
アタシは まだ何も
いってないだろ



出会ったとたん、「今度は誰をぶっとばしにいくんだ?」と好き勝手にしゃべりまくるモデルF。
血気盛んなモデルFに呆れるエール。
微笑ましい場面である。





【「文句はねえだろ」と言うモデルFに】

う、うん…


セルパンたちとやりあうなら力を貸してやるぜと言うマイペースなモデルFに、さすがのエールもうなずくしかなかった様子(^^;)。



【ミッション「ライブメタルの追跡」開始時】

…………

あ、うん…!
だいじょうぶ!
さきに進んでみる!
…まさか…ここで戦うことに
なるなんて…



しょっぱなから意味深な場面。
その理由はステージ中盤で明かされる。



【中ボス戦後】

ライブメタルをもってるのは
コイツじゃない…!
いったいどこに…!

…プレリー!ライブメタルの
はんのうは どこ!?
はやくおしえて!



苛立つエール。
その心の奥底にはある思い出が関係していた。





【プレリーに事情を話す】

……10年前…
アタシは ここでイレギュラーに
おそわれた…
そのとき…かあさんとはぐれた
アタシを 助けてくれたのが
ジルウェだったんだ

ここはアタシにとって
だいじなおもいでのある
バショなんだよ…
だから…だれにも
あらされたくない…
そっとしておきたいんだ…



エールは自分が苛立っていた理由をプレリーに話す。
淡々と話す様子にジルウェへの想いがあふれている。





【謝るプレリーに】

ううん、アタシこそごめん…
かあさんやジルウェのこと
おもいだして、あつくなってた…


…ありがとう…
プレリー
ミッションをさいかいする!


女同士の友情を感じる場面。



【対パープリル戦】

ここはアタシのおもいでの
バショなんだ!
ジャマなのはあんたのほうさ!



パープリルに叫ぶエール。
エールは勝気な性格で今まではお転婆というレベルの可愛いものでしたが、ここでは露骨に気性の激しさを見せています。



【ミッション「ベースの防衛」敵の迎撃に向かう】

わかった
もう、だれも
死なせやしない…!
アタシが ガーディアンの
みんなを 守ってみせる…!



エールの勇敢さがわかる場面。



【対プロメテ戦】

…プレリー、さがってて!
コイツは
アタシがやっつける…!



仲間たちを守るため勇敢に立ちはだかるエール。
プレリーや仲間たちに守られていたエールが、今、彼らを守ろうとしているところに、彼女の成長がうかがえる。



【プレリーに】

…プレリー
しっていることを すべて
おしえて…!
…アタシは何者なの…!?
なんでジルウェはアタシを
守っていたの!?



プロメテの残した言葉に混乱するエール。
プレリーに必死になって自分のことを話してくれるように懇願する。





…すべてのこたえは、
この戦いのさきに…ってことね
…わかったわ
ミッションをさいかいしよう!
アタシはいったい何者なのか…
こたえをつかんでみせる!



プレリーから事情を聞いたエールは、すべての謎を明かすために決意を新たにする。



【レグアンカーに】

データディスクの中身を
見られたくないからって
かくそうとするのは
ずいぶん おとなげないんじゃ
ない?



負けじと言い返すところに、エールの勝気な性格が表れている。



【データディスクの続きを見て】

もしかしたら…アタシもセルパン
みたいになってしまうかも
しれないってこと…?



セルパンもまたイレギュラー襲撃から生き延びたヒトだった。
セルパンがモデルVに魅入られた経緯を知ったエールは、自分がセルパンのようになってしまうのではないかと恐れる。
次々と明かされる衝撃的な事実に混乱している様子がわかる。



【セルパンからエールが最後の鍵だったと聞かされて】

アタシが…
モデルVカクセイのカギ
だったっていうの…?
…それじゃ…
…アタシの 戦いは…
いったい…なんのために…!



呆然とするエール。
今までの戦いは一体なんだったのか…。
そんな彼女をライブメタルたちが支え励ます。





…そうだ…
アタシはあのとき…
みんなに ちかったんだ…!
アタシが…
すべて 守るって…!



ライブメタルたちの言葉によって、冷静さを取り戻したエールは、再びモデルZXへ変身する。
自分の誓いを果たすために。





アタシはそんなものには
ならない!
セルパン…おまえが
すべてを支配する
ロックマンだというのなら…
アタシは…
すべてを守る
ロックマンになってみせる!



セルパンに対し、エールは叫ぶ。
エールの最後の戦いが始まった…。



【現れたジルウェに】

…ジルウェ!?
でも…アタシの体に流れる
血は…!



自分の中にモデルVを作った男の血が流れている・
耐え難い事実に苦悩するエールはジルウェに叫ぶ。
ジルウェはそんなエールを優しく諭すのだった。





…アタシの運命は…
…アタシだけがきめられる…



ジルウェの言葉を反芻する。
まるで自分に言い聞かせるように…。






…セルパンがいってた…
アタシのチカラは…たくさんの
ぎせいの上にあるものだって…
けど…うけついだのは
チカラだけじゃない…
ライブメタルをつくった、
しょだいしれいかん…
アタシを守ってくれていた
ジルウェ…
それにガーディアンのみんな…
この世界を守ってほしい
っていうおもいも みんなは
アタシにたくしてくれたんだ…!
…だからアタシは……
…みんなを 守りたい…!



エールが自分なりに考えて出した結論。
ジルウェもそれを聞いて安心したと思われます。



【迎えに来たプレリーたちに】

…運命にたちむかい、
ミライをきりひらくことが
…アタシたちの戦いか
…アタシには…
みんなに たくされたモノがある
みんなに たくされた
チカラがある
アタシは戦うよ…!
みんなの
たいせつなモノのために……!


戦い続けることを誓い、プレリーたちのところへ戻るエール。
こうして一つの物語が終わり、新たな物語が始まった。






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